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Rustのasync、awaitを利用し、非同期プログラミングに入門する

本記事はRustアドベントカレンダー2の17日目の記事です。 本記事ではRustのasync、awaitを使って、非同期プログラミングに入門してみたいと思います。 以下のプログラムではfuturesクレートを利用しています。 まずはasyncを使った例を見てみましょう。上記の例はhello worldの文字列を出力するプログラムを、あえてasyncキーワードを利用し記述したものです。 関数が非同期であることを明示するために、asyncを利用します。 block_on関数は非同期処理の実行が終了するまで、処理をブロックするという関数です。 このプログラムを実行するとコンソールにhello worldの文字列が出力され、終了します。